2011年2月11日金曜日

講演

周辺の神経免疫をやっている方々が集まる研究会で
時間30分!?の講演 MGについて。

いい肝試しのチャンスであるのでお引き受けして準備をした。
今回は初めてこういった発表後に疝痛発作をおこさずに
クリアできたので緊張したが収穫は大きかった。

それよりも他の先生型のお話が勉強になった。

・疑問。 パルスで標的と考えた抗体が低下したことは
原因がその抗体といってよいのか?

・synapsin Ⅰ抗体関連脳炎??

・MSでは脳梁はダメージをうけて痩せてくるが
多発脳梗塞では痩せてこない

・McdonaldのMS分類が2010年に改定されている
大きな点は 時間的多発がMRIで造影病変と非造影病変が
混在することでOKとしたこと

・MSはCISの時の治療開始が大事

・MSの認知症は重要な問題

★ 視神経炎の鑑別
★ 細胞障害性のMRIパターンとは?

・初発時に非症候性のMRI病変が多いと予後が悪い

・2次進行性のMSはBBBが修復されてしまった後
薬が病変部に到達しにくい。
さらに造影剤がとどかず 造影されにくい

・3椎体以上 という言葉にとらわれすぎない。
胸椎と頸椎では椎体の大きさが違う。


肝試しもよかったが、勉強になりました。

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