2011年4月18日月曜日

バクロフェン髄注

痙性対麻痺へのバクロフェン 個人的には初の髄注治療

GABA(B)受容体を介して、シナプス後ニューロンにおける内向き整流性カリウムチャンネル
の活性化や、シナプス前ニューロンにおける電位依存性カルシウムチャンネルの抑制などの機序により神経の過活動を抑制。

ギャバロン 50μg を投与して1回髄腔内投与
1~8時間後に効果を判定

Ashworthの評点
1、筋緊張の増加なし
2、筋緊張の軽度の増加と、屈伸により引っかかる感じがする
3、筋緊張の明確な増加はあるが、他動的に動かせる
4、非常に筋緊張が増加し、他動運動は困難である
5、完全に硬直している

効果が確認できれば 埋め込みを検討

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