2011年3月1日火曜日

わすれまじ

右麻痺が進行したとのふれ込みで搬送された男性



発症時の痙攣の目撃はないものの 直後の看護師の診察でJCSⅢ-100
数分後の医師の診察でJCSⅡ-20 右麻痺 失語

CTでは異常なし
「embolic stroke で症候性てんかん」
と診断。

これは腰椎穿刺。梗塞を起こして意識障害ならばそんなにすぐには
意識の回復はないはず。(SSDはあるが)
つまりこの段階で てんかん→TODD麻痺→発作再発
と考えてその他原因がわからなければ。腰椎穿刺。

ストーリーを安易に選択してしまう怖さ。
基礎情報を詰める重要さ。

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